本 2017

「いつまた、君と」

自分のチョイスではない、宿題読書。
向井理の母方祖母の手記を基に映画化された脚本のノベライズ。
戦中の困難と戦後の貧しさの苦労を、まっすぐな気持ちと家族への愛で支え合いながら生きてきた夫婦のお話。
夫が度重なる不運に見舞われているので、つらかったこと大変だったこと、ここに書かれている以上にいろいろあったと思うのだけど、愛情と思い出補正できれいにくるまれてる感じがします・・いい意味でも残念な意味でも。
実在の人の家族の話、名前もそのままとなると、難しい面ありますよね、いろいろと配慮が必要そうでね・・。(★★★)

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「美女と野獣」

ロンドンで貴族の子女の教育に携わっていたボーモン夫人がまとめた著作の中から、寓話だけを抜き出した作品集だそうで、表題作以外に12作の短編が収録されています。
王族と美女の話が多いですね~そこに仙女がからんでくるという筋書きが。
男性は徳を積みなさい、女性は学びなさい、人をないがしろにして富や力を得ることや見た目にかまけるのは愚か者のすることです、という教訓がどれにもこれにもちりばめられています。
結果、似たような話が多いんですけど、ちょっとづつ切り口を変えてあるので、そこは面白いです。
解説に、先立つヴィルヌーヴ夫人の「美女と野獣」の大筋が述べられているのが、たいそう興味深かったです。
生まれつき性悪な子供とか、大人の対処の仕方で不幸になる子供とか、仙女や魔女に運命を変えられる子供とか、いつの時代も子供が大きくなるのは大変だ・・(★★★)

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「スター・ウォーズ 最後の指令」

スローン三部作これにて読了。
レイアが男女の双子を生んだので、気になって調べてみて「そうなのか~やっぱり!やっぱり!?」と。
これで「最後のジェダイ」をまた楽しみに見ることができそうです。
それにしても、ずっと気になってたマラ・ジェイド。
「そうだったの~?で、その後はどうなったの!?」と、調べた結果、余計に気になってしまいました。
彼女はずっと気になる存在だったわけですね・・スペシャルな存在なんですから。
ダークジェダイ、クボースとの対決は一番の山場になってましたが、スローンは意外とあっけなかったな、と。
ノーグリ族の動きが大きなカギになってるので、ここのところ、もうちょっと詳しく知りたいです・・(★★★★)

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「スター・ウォーズ 暗黒の艦隊」

スローン三部作の二作目に当たります。
暗黒の艦隊-ダークフォースと呼ばれる、過去に行方不明になっていた大型艦隊の所在が判明し、帝国軍と新共和国軍が手に入れるために攻防戦を繰り広げる話です。
ダークフォースは別名カタナ艦隊・・・刀ですか、SWワールドにまたもジャパネスク。
ダークジェダイに洗脳されそうになるルーク、帝国軍の僕となっている種族からベイダーの娘と崇められるレイア、ダークフォースをめぐる情報戦真っ只中にいるソロとランド、帝国から敵視されてしまった密輸業者カルデとその右腕マラ。そして巧みな心理戦を仕掛けてくる大提督スローン。
面白くなってきましたね。私は特に、フォースの片鱗を持つマラ・ジェイドが気になります。
次で決着がつくぞ!(★★★★)

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「スター・ウォーズ 帝国の後継者」

スローン三部作と呼ばれているそうです。
皇帝とベイダーを滅ぼしてから5年、帝国の新たな大提督スローンが着々と力をつけていく話で、「帝国の後継者」は三部作の一作目にあたり、謎のジェダイの声に呼び寄せられるルーク、双子を妊娠しているレイア、再びランドに協力を仰ぐソロ、敵か味方か微妙な立場の密輸業者カルデとルークを憎む女性マラ・・と登場人物にもいろいろあるし、新共和国内にも不穏な動きがあるし、続編読まないと何一つ完結していません。
ホント、先を読まないことには何も言えない・・ただレイアの子供は双子なのか、というのがいろいろと気になりますね、そのうち一人はきっとカイロ・レンなんですよね。(★★★)

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「最後の暗殺者」

「ボーン・アルティメイタム」。
でも原作と映画がもう全く別物であることは、前2作でよくわかっているので、マット・デイモンの顔を思い浮かべることはありません。
とはいえ、序盤を読み進めていくと、原作前2作やら映画4本(最新作「ジェイソン・ボーン」も含めてです^^;)やらの記憶がごちゃ混ぜになってしまっていて、頭の整理がちょっと必要でした。
原作は、共に老いが体を蝕んできたボーンと宿敵ジャッカルのデスマッチ最終ラウンドです。
舞台をバハマ、パリ、ロシアと移しながら、ボーンとマリー(ちゃんと生きてます)と子供達、コンクリン(ボーンの大事な仲間です)、精神科医モー・バノフに次々とピンチが訪れ、ボーンは下巻まで生き延びるに決まってるとわかってながら、先が気になってグイグイ読み進んでしまいます。
めちゃくちゃ面白い!!
デヴィッド・ウェブもマリーも大嫌いなジェイソン・ボーンの筈ですが、ボーンじゃないと皆殺されてしまう。
そのボーンですら、息はあがるわ筋肉は音を上げるわ爺さんと呼ばれるわで散々です。
そんなボーンが殺戮ゲームで駒を進めるたび、過去の光景が見えなくなってしまうため、「あの人はどうなったんだろう?」と置いてきぼりになった重要人物がそれなりにいましたが、ボーンの知らないことを読者が全部知ってる必要もないのかな・・とも考えてみたり。
ボリュームは十分すごいですから。(★★★★★)

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「スター・ウォーズ バクラの休戦」

「ジェダイの帰還」直後の物語。
皇帝の攻撃で傷ついた体も癒えぬ状態のルークが、新たな戦いに身を投じることになるという。
勿論ソロとレイア、R2D2やC3PO、チューバッカも同行します。
帝国領バクラが、人間のエネルギーを兵器に充填して戦うシ=ルウクというエイリアンの攻撃を受け、弱体化した帝国軍と同盟軍が一時的な休戦条約を結び、共に戦おうとするものの、いつ味方が敵になるかわからないスリリングな陰謀にルーク達が巻き込まれるという筋書きです。
私はEp.6からEp.7までの流れを全然知らないので、その一部を知っただけでも興味深かったです。
不気味な寄生虫とか、トカゲ型エイリアンのシ=ルウクに洗脳されるフォースを持った人間の少年など、結構生理的にエグイ描写があったりするのですが、ルークの恋も出てくるし、なかなかユニークな話でした。(★★★)

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「インフェルノ」

原作、充分おもしろいんですけど。
映画では、登場人物に関していくつか、そしてダンテじゃない方の「インフェルノ」に大きな改変があります。
これが吉と出たか凶と出たか・・ラングドンシリーズの映画化はこれで打ち止めではないか、と言われてしまう結果になってしまったのが残念です。
原作は映画よりうんと面白かったですよ、「天使と悪魔」もそうだったですが。
WHO最高責任者エリザベス・シンスキーの在り方はともかく、シエナ・ブルックスとか総監に関しては、ある面で白と黒ほどの違いがあるかもしれないし。
小説だからできる伏線のはり方というのも巧妙になされています。
フィレンツェ街内の描写が細やかなので、思わず地図引っ張り出してラングドンの動きを確認してしまったし、旅行時の写真引っ張り出して思い出に耽ってしまったし・・楽しい!!
ジョン・ブラウンは、蘊蓄の豊富さに加えて、観光手引きの魅力もまた大きいですね。(★★★★)

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