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「美女と野獣」

ロンドンで貴族の子女の教育に携わっていたボーモン夫人がまとめた著作の中から、寓話だけを抜き出した作品集だそうで、表題作以外に12作の短編が収録されています。
王族と美女の話が多いですね~そこに仙女がからんでくるという筋書きが。
男性は徳を積みなさい、女性は学びなさい、人をないがしろにして富や力を得ることや見た目にかまけるのは愚か者のすることです、という教訓がどれにもこれにもちりばめられています。
結果、似たような話が多いんですけど、ちょっとづつ切り口を変えてあるので、そこは面白いです。
解説に、先立つヴィルヌーヴ夫人の「美女と野獣」の大筋が述べられているのが、たいそう興味深かったです。
生まれつき性悪な子供とか、大人の対処の仕方で不幸になる子供とか、仙女や魔女に運命を変えられる子供とか、いつの時代も子供が大きくなるのは大変だ・・(★★★)

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